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エンディングノートを作る

暮らし
*記事内に広告が含まれています*

Image by Pexels from Pixabay

むっちです。

早いもので昨日は叔父の初七日でした。

先日急死した叔父は、自分の娘が結婚した時に、その旦那さんにメールを送っていました。
その内容は、自分が死んだ時に連絡をして欲しい人リスト。
友人ならこの人、親戚ならこの人。
だから何も困ることがなかったと言っていました。

しかもエンディングノートを作っていたようです。
遺影用の写真も机の引き出しの一番上にわかるように入っていたとのこと。

もちろん、自分がこんな早くに亡くなるとは思っていなかったと思います。
それでもいつか必ず来るその日に備えて、娘やその旦那さんが困らないようにと、しっかり準備していたんですね。

そんなに几帳面だとは知らなかったけれど、この準備が残された人を助けることになったのは間違いありません。

叔父さんがここまで準備したのは、恐らく叔母さんが認知症になったからではないかと思います。
自分が亡くなった後、娘が母親を頼ることができないからです。

叔母さんは15年前にはもう、認知症と診断されていたようです。

介護度が要介護1のままなかなか上がらず、施設入所ができなくて困ってると、叔父さんが2年前くらいに話していたのを覚えています。
要介護1は、私の母と同じです。

ところが先日久しぶりにおばさんに接した感じだと、介護度はもっと高いと感じました。
久しぶりに会った私や姉のことも、母のことも思い出せません。
夫が亡くなったことも、数分後には忘れてしまい、
「旦那いない」
と繰り返す。

トイレに連れていけば一人でできるけど、トイレの場所はわかりません。
ご飯を目の前に出せば一人で食べれるけど、自分で用意することはできません。
掃除や洗濯などの家事をすることはできないのです。

私の母も短期記憶がないけれど、久しぶりに会う親戚の顔はわかっているし、自分の食事の準備などはまだできています。

この二人が同じ介護度なら範囲が広すぎです。
叔母が要介護1なら、母は要支援なのではと思いますが、認知症と診断されている場合、要介護1になるようでした。

叔父が残された家族のためにしていた終活を目の当たりにしたことで、以前から「私も終活をしておかないと」と思っていた気持ちに拍車がかかりました。
エンディングノートの書き方も知らなかったんですが、調べながら少しづつ書き始めました。

私が、急に死んだ時に困るなと気にかけていたのが、証券会社や資産運用口座の管理です。
娘に、きちんとパスワードを教えておく必要があります。

こういう準備は、早くて悪いことは何もないのでしょうね。
自分の中でも整理できて、スッキリすると思います。

春になったらまた不要な物の処分も含めて、整理を進めたいなと思ってます。
私が居なくなった後で、子供たちに

「このエンディングノートがあって助かった」

と思ってもらえるようなものを残したいです。

どなたかのお役に立てば幸いです。

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