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実家の片付けはトラブルが付きもの

暮らし
*記事内に広告が含まれています*

Image by Anrita from Pixabay

むっちです。

ミニマリストを目指していると、常に何か捨てる物はないかということにばかり気持ちが持って行かれる時期があります。

自分の物は大分減らしたので、その一番ひどい時期は過ぎています。
でも実家で暮らすようになると、物の多さにまたその捨てたい虫が騒ぎ出すのです。

去年母の部屋のテレビ台を捨てたときに一悶着あったので、それ以降気をつけています。

今回は私の話ではなく、友人の話です。

彼女の家は、父親と二階と一階で玄関を分けて、生活スペースも完全に別々の二世帯住宅。
30年近く前に、父親が退職金で建ててくれたようで、当時は友人夫婦と子供二人が二階、彼女の両親が一階でくらしていました。

今は子供達も働いてそれぞれ家を出てますし、離婚もしているので二階には彼女だけ。
母親は2年前に亡くなったので、一階には父親だけ。

あまり父親と関係が良くないのでほとんど会話もしていなかったんですが、今年の猛暑のある日、父親が腎盂腎炎になり入院。

父親の住まいを3ヶ月見ていないうちに、かなり荒れ放題になっていたようで、入院しているうちに不要と思う物を捨てまくったらしいんです。

気持ちはわかる。
私でもそうします。
彼女は正社員で平日は働いているし、自分の家事と、父親が溜めた洗濯物や掃除を平行してやっているんです。
あふれかえった沢山の物のおかげで、父親が帰ってきたときに転倒する可能性がある。
となると、それらのものを片付けないといけない。
いちいち選別している時間はない。
そこで古い書籍や辞書なども全部捨てたようです。

ところが、捨てた国語辞典と地図帳は、よく父親が使っていたようで、退院した父親が捨てられて困っていると。
子供達が使っていた辞典と地図帳ない?
と聞かれました。

ところが、私も3人分の辞典はブックオフに売りに行ったし、地図帳は紙ゴミの日にとっくに処分してしまってます。

職場でも聞いてみたけど、意外とみんなもう処分したといいます。

私たちならスマホさえあれば、辞典も地図帳も必要ないですもんね。

言われてみれば私の母も、私が中学生のころ使っていた地図帳を時々開いてみています。
国語辞典と、大辞林もやはりいまだに使っているみたい。

この年代の人はやっぱり、紙の辞典や地図帳の方が使い勝手がいいんでしょうね。

この他にも勝手に捨てた物のせいでよくケンカしているみたい。
どっちにも言い分はあります。
高熱を出したときの影響で認知力がかなり落ちて、彼女の手を借りなければ料理も洗濯も掃除も難しくなった今となっては、彼女が動きやすくなるように物の処分をするのは仕方ないことです。

大事な物ってそんなに多くはないと思います。
ましてや、そろそろ80歳になることを考えると持ち物は年々減らしていくのがいいでしょうね。
でも認知力が落ちている人には、その説明も理解されにくいのが厄介です。

彼女はこれからも父親とぶつかって神経をすり減らすことが多くなりそう。
今までも波瀾万丈で苦労続きだったから、心配です。
手伝えることがあったら手伝いたい。

むっち
むっち

とはいえ、辞典はないけどね

メルカリで買うにも、そんなに安くはないですね。
それこそブックオフで見てみるのがいいんじゃないかな。

私だって次の瞬間どうなるかわからないです。
自分の事が自分でできなくなれば、私の持ち物の管理は子供達がするんです。

友人の例を教訓に、また持ち物と向き合って減らしていこうと思えました。

どなたかのお役に立てば幸いです。

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