むっちです。
私が引っ越して、以前住んでいた家は無人になりました。
次男は彼女の家にほぼ泊まっていて、年が明けてから2回だけ家の前の除雪のために帰っただけのようです。
築50年の家で、20年前に中途半端にリフォームしただけなので、何度も業者を呼ぶ事態に見舞われてきました。
特に冬場の水回りは悲惨で、凍止めしてもなぜか朝には凍って水が出ないとか、仕事から帰ったら水道管破裂でキッチンが水浸しとか。
だからもう凍止めするのはやめて、常にポタポタ水を出しておいた方がいいと、担当の方にアドバイスされ、そうすることにしました。
あとは灯油代はかかるけど、温度設定を低くしてストーブは一冬つけっぱなしにして、部屋を暖めておくことで凍結を防いたり。
業者を呼ぶ事態になれば何十万と出ていくことになるので、灯油代の方がマシなのです。
今回引っ越す時、水道はポタポタ出して対策はして行ったけど、流石にストーブは怖いのでつけてきませんでした。
そしたらとんでもないことになったんです。
連日氷点下で、ここのところの寒波で先日は最高気温がマイナス7度。
水道管は凍らなかったけど、なんと排水管が凍ったんです。
排水されずにシンクに水が溜まって、挙句にシンクから溢れてキッチンの床が水浸し。
そんな動画が雪かきのために自宅に戻った次男から届きました。
こんなの初めて見た!
寒いのでシンクの水も凍って、床も凍っているんです。
室温0度無いですもんね。
しかもなぜか部屋の電気がつかないらしい。
寒くて暗い部屋で懐中電灯で作業する次男が不憫です。
ビデオ通話で話しながら、あれこれ指示を出したんだけど、もう見ることもないと思っていた家の中を久しぶりに見ました。
冬だからということもあるけど、人が住まなくなった家って寒々しいなと思いました。
実際凍ってるしね
別れる前、元夫に
いつまでも出ていかなくて悪かったけど、
私がいたことで家にとって、メリットもあったと思うよ
って言ったら、ピンとこないような反応でした。
その反応に呆れたもんでしたが、こういうことなんです。
人が毎日帰ってきて、水を出したり明かりをつけたり、部屋を温めたり、窓を開けて風を通すってことは、家にとって大事なことなんですよね。
元夫は地元の会社を辞めて、県外の会社に転職を決めて家のことは私に任せて出て行ってるわけです。
人が住まなくなれば、こういうとになると、全く分かってなかったんでしょうね。
頻繁に業者を呼んで、その請求書の画像を元夫に送るたびに、今後もどんどん老築化していくのに、どうするつもりなんだろうと思ったものです。
結局、今日業者に見てもらったところ、3つある元栓が全て壊れているらしく、壁の中で漏水しているみたいです。
大元の栓を止めなければならないらしいんですが、その栓は家の後ろにある小屋の脇にあるのです。
雪がなければ10秒もかからない距離ですが、今の時期、除雪しながらなので辿り着くには1時間はかかるでしょうね。
結局元夫が明日急遽帰省するんだそうです。
トイレも洗濯機もお風呂も水は出ないんですけどね。
定年になって帰ってくるのが5年後らしいけど、その間あの家をどうやって保っていくのか、彼は真剣に考える時が来たと思います。
県外に転職する前に考えなければいけなかったことなんじゃないかな。
次男はあの惨状を見て、もうここには住めないと心底思ったかも。
職場、病院、お店と、生活するために必要な場所から遠く、メリットが思いつきません。
長い目で見たら持ち家を手放して、賃貸に住んだ方が金銭面でもむしろいいと私は思いますが、元夫にその考えが浮かぶかどうかはわかりません。
どなたかのお役に立てば幸いです。
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