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トイレでの母の異変 排便に必要な腹筋と足の付け根の筋肉の話

介護
*記事内に広告が含まれています*

むっちです。

昨日、自宅から出勤しようとした朝のこと。

いつも通り朝食を母と摂り、着替えて家を出ようとすると母が部屋に居ない。
その間せいぜい30分くらいのことです。
トイレに電気が付いていたので、声をかけました。

むっち
むっち

トイレなの?
行ってくるよー

すると母から

「うーん・・・」

となんだか低い声で反応が。

いつもなら元気に

「いってらっしゃい、気をつけてね!」

と返ってくるのに、変だな。

もう一度声をかけてもなんかおかしい。
そのうちなんだか唸り声が。

ドアを開けてみました(幸い鍵はかかってなかった)

すると、前屈みになり、苦しんでいる様子。
便が出なくて汗をかき、右足は痙攣してガクガクと震えています。
ただならぬ様子に、最初は今朝食べたものに何かあたってしまったのかと思いました。

むっち
むっち

お腹痛いの?!
救急車呼ぼうか!

といったけど、いらない!と拒否。
浣腸買ってきて欲しいと言います。

姉に電話して浣腸を買ってきてもらうことに。

母は自力で力んでも出せなくて相当苦しいらしい。
このままでは血圧が上がって脳溢血なり脳出血なり起こすのではと思い、とりあえず摘便しました。

料理の時に使う手袋をはめて2度ほど摘便すると、少し排便が。

それで少し落ち着いた様子。
部屋に戻り横になってもらいました。
普通に会話もできるので、私は姉に任せて仕事に行きました。

その後15分ほどで姉が来てくれて、浣腸したらかなり排便したようです。
姉によると色も変じゃなかったと。

母は便秘していたわけではないのです。
前日も普通に排便はあったようだし、硬いわけでもない。
この日はなぜ出せなかったのか。

最近母はお腹周りが一目瞭然で太ったのです。

日が短くなったので私の帰宅後一緒に散歩する、ということが出来なくなり、完全に運動不足。
日中天気が良ければ歩くには気持ちいい時期なのに、母は一人では決して散歩に出ません。
草花も今は枯れてしまっているから庭にも出ないし。
果物や甘いものが相変わらず好きで、一日中テレビかiPadでドラマを見て座っている。
摂取カロリーに対して消費カロリーが少なすぎるせいだと思います。

夜、お風呂前にストレッチや少しのエクササイズをすることもあるけど、毎日じゃない。
かなり腹筋が落ちたせいで、排便の時に踏ん張れないのだと思います。
調べたら、排便には腹筋による腹圧と、足の付け根の筋肉も関係しているとのこと。
そこが弱っているからきっとあの時足も痙攣していたのでしょう。

以前は座っている姿勢が良かったのに、最近では背中を丸めて座っているので、かなり腹筋も背筋もないんだなとわかってはいました。

毎日スクワットや腹筋に効くエクササイズをやればいいんだけど、私も気まぐれでやらせたりやらせなかったり。
自分の気持ちに余裕がないと、人のことまで気を回せないんですよね。
2ヶ月早出残業続きで、夜はへとへと。

でもトイレで苦しそうに唸り声を上げて意識朦朧としている母を見た時は焦りました。
かつて姑が脳出血を起こし倒れたのも、トイレで力んだ後です。
30年前に祖母がトイレで同じようになって、母が摘便をして救ったことがあったんだけど、その状況ともそっくり。

あの時母の声の異変に気づいても、トイレだからいいかと様子を見ずに出勤していたら・・・と思うとゾッとします。

この日は夜ご飯も普通に食べて、元気に笑っているし一人でお風呂にも入って、なんなら朝の出来事なんて忘れているみたい。

今日はたまたま特定健診の日で、高脂血症の診察もあるのでかかりつけ医に出向き、この日のことを報告しました。
酸化マグネシウムでも出してもらえるかと思ったけど、医師は

医師
医師

そんな日もありますよね

と言っただけ。

むっち
むっち

嘘だろ
私の伝え方甘いのか?


脳神経外科だから内科的なことには親身になってくれないのだろうか?
実際目の前にいるのは元気ないつもの母なので、あまり深刻な事態に思えないのかもしれないけどさ。

あれを目の当たりにした身としては、こんなことが私のいない時にまたあったらと思うと、正直怖い。

そこで気づいたんだけど、母に職場の電話番号を教えていなかった。
スマホの番号はわかるだろうけど、仕事中スマホはロッカーにあるから出られない。
具合悪い時に電話できるように、職場の電話番号をかいて、電話のそばに貼っておきました。

あとはできる限り毎日少しでも運動させること。

体重はそんなに増えていなかったから、お腹周りに効くエクササイズを中心に実施しよう。
幸い年齢の割に足腰に痛みはないから、無理しない程度にやってみます。

筋肉の大切さを改めて感じた出来事でした。

どなたかのお役に立てば幸いです。

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