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離婚が決まった日

離婚記録
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むっちです

22歳の時に結婚して今年で28年目です。
23歳で長女、26歳で双子を出産してます。
結婚7年目にはすでに雲行きは怪しく、15年前には子供たちの学校が終わったら離婚したいと私から打ち明けています。

このあたりからほぼ会話はなく完全に破綻していました。
元々単身赴任や出張の多い夫とは顔を合わせることも無いに等しいのです。

3人の子供たちが高校を卒業してそれぞれ家を出て、上の学校に行くのに合わせたかのように夫もまた単身赴任で家を出たのが6年前。
それまで同居していた姑も施設に入りました。

なんだかんだとここまで延び延びになったのは、ひとえに経済的に自立できていないことによる不安からです。
顔も合わせなくていいし、水道光熱費は夫が払っている。
それ以外の出費は私の収入でなんとかなるなら、まだこのままでも良いのかな・・・
まさに、亭主元気で留守がいいという感じです(今の若い人この言葉知ってるのかな)

今月の彼岸の連休に夫が墓参りに帰省すると連絡してきたとき、いつもながら憂鬱でした。

母に愚痴を言っているうちに、こういう思いが強く湧き上がってきました。

「いつまでこういう感じ続けるの?
せっかく帰ってくるなら、話し合ってもう終わらせよう!」

と急に思い立った 笑

夫が帰ってきて2日目の夜に言いました。

「私そろそろお母さんと住もうと思うんだけど、どう思う?」
「うん、そうだな」

あっさり 笑

腹を括った

気にしていることとして、財産分与がありました。
私は21歳の頃に契約した個人年金を、2年前に解約しています。

当時の個人年金は年利4%だったので、複利で結構増えていたし、60歳から74歳までの間、年間100万円もらえるという内容のものでした。
正直、離婚しても年金がもらえるまでの間はこれがある!と心の拠り所にしていたところがあります。
解約するとき、保険の担当の方にも「もったいないですよ」と何度も言われました。
私が一番そう思っています 泣

でも、やむを得ずその返戻金の大部分で次男が学校に通うために銀行と県から借りたお金を返しました。
その残りを資産運用に回したんです。

いずれ離婚することは決めていたから、その資産は老後の蓄えのつもり。
そもそも3分の1に減っているから、それを分けるというのは困る。

でもね、そんなわずかなお金のためにいつまでもこの破綻し切った結婚を続けていても仕方ない。
もしも、そのお金があるだろうと詰め寄られたら潔く認めて、分けるなら分けて、すっきりしてしまった方がいい!

と腹を括ることができたんです。
しかも、いつも話し合おうとすると、お互いに喧嘩腰になって何一つ解決しないのが常なのに、今回は相手の話を聞こうという気持ちになりました
意見が違うからと言って、何も喧嘩腰になる必要はないんだよなって気づいたんです。

他の人にはそんな態度絶対しませんが、夫に対してはどうしても戦闘体制に入るのが私だったのです。

財産分与について

財産分与と言っても、うちら何もないよね、という話になりましたが、一応確認しました。

  • 家・・・私は実家に帰るので必要ない(ローンも終わっている)
  • 車・・・各自の名義で一台ずつ所有(ローンは今まで通り各自で払う)
  • 貯金・・各自持っている分は各自のもの

多分大抵の人はこの辺ですでにモメたりするんでしょうか。
子育て世代の離婚となると、お金の取り決めは相当大変だと想像できます。
それゆえ、私も今まで延ばしたとも言えます。

3人とも社会人で働いてしまうと、その辺は問題になりません。
熟年離婚の良い点でしょうか。

ただ、次男の学費のために政策金融公庫から融資してもらった分の返済をまだ夫がしています。
私は銀行から融資してもらった分をすでに個人年金を解約して払っているので、残りはお願いねということで了解されました。
もしこれが残っていたら、確実にモメていたと思います。

私的には、残りは次男が払えばいいと思いますが。
夫は今の所、次男に言う気はなさそうです。

こんな感じで意外にも財産分与の話し合いは10分程度で終わりました。
分ける財産がないってのも、いいもんだね 笑

年金分割の話し合い

ずっと夫の扶養だった私が一番クリアしなければならないのがこれ。
将来もらう年金が少ないのがわかっている私からしたら、夫の厚生年金を分割してもらえるのは大変ありがたい制度です。

年金分割制度とは

離婚した際に厚生年金の保険料納付記録を多い方から少ない方へと分割する制度。
あくまで「厚生年金」なので、夫婦のどちらか、または2人が会社員や公務員など厚生年金加入者の場合に利用できる制度。
国民年金は分割の対象に含まれません。

年金も共有の財産とみなされるんだって。
だから分割するのは当然の権利なのです。

その手続きは、年金事務所に行って

年金分割のための情報提供の請求書を提出

標準報酬改定請求書(離婚時の年金分割の請求書)年金分割の合意書の提出

となるみたいです

年金分割には合意分割と3号分割というのがあって、合意分割は双方の話し合いで決まるんです。

合意分割の時に添付する書類の一つがこれ。
年金分割の合意書

赤枠の部分に割合を書くんです。
上限は0.5。半分ってことですね。

書き方の例に0.45って書いてあった。
0.5にしておいてよ!と思ってしまった

話し合いによって決まらない場合は裁判手続きによって決定します。

それ嫌じゃないですか。
円満離婚したいですよ、調停でいちいち時間かけたくないというのが本音です。

離婚後に出す書類だけど、日本年金機構のホームページからダウンロードできました。

夫は次に帰省するのは11月だというので、決めれるものは決めてしまいたいからこれに記入をしてとお願いしました。
でもなんか引っかかるらしく、次来る時までに調べておくと言って書きませんでした。

情報提供の請求書は私一人でも請求可能なので、来週にでも年金事務所に行ってきます。
今まで離婚を延ばしておいていうのもなんだけど、決めたんならさっさと進めたい。

別に急いで出て行かなくて良いよと言われましたが、年内中には出ようと思ってます。
こういうの、決めないと私は絶対延びます。
夫が家に居ないなら、正直一人で自宅にいることは気楽。
人は楽な方に流れがちじゃないですか。
だから、やることリスト作って進めていこうと思います。

家を出る前にやることを書き出しておく

  • 自動車保険契約(今までのは11月が満期。夫が払っていたので、これを機に安くて補償の良いネット保険に切り替える)
  • 集金やコンビニ支払いしていた公共料金を自動引落にする
  • 実家で私の部屋になる場所の粗大ゴミの処分(これやらないと大きなものを運べない)

大まかなことはこれくらいかな。
町内会のこととか(来年度班長だけど、できませんと断るとかね)、ダスキンの解約とか、細々したことはまだまだあるけど。
自分のスマホのメモには、もっと書き出しました。
チェックリストにして、どんどん消化していきます。

実家に持って行く自分の物としては、数年前から物はだいぶ減らしていたので、そんなにないことがわかりました。
不要な物の選別、処理をやっておいて良かったなと思います。
この引越しに合わせて、さらに必要なものだけに絞り込めるのも楽しみです。

子供たちに報告をしないと!
何を今更と言われそうですが。

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