Image by Wallace Pires from Pixabay
むっちです。
先週、叔父が逝去しました。
突然のことで、まだ実感がわきません。
自宅で倒れて、救急車が来た時には心肺停止だったようです。
母の弟だし、母より先に逝くとは想像していなかっただけにショックです。
小さい頃から可愛がってもらって、父が14年前に亡くなってからは特に頼りにしていました。
それなのに、私は長女が結婚したことを伝えていませんでした。
コロナ禍で結婚式も挙げるか決めかねていたし、教えるのは式を挙げる時でいいかな、なんて思っていたんです。
10日ほど前に長女が妊娠したことがわかり、いよいよ教えるタイミングがわからなくなってきたな、などと思っていた矢先のことでした。
知らせを受けた翌日、2時間ほど車を走らせて駆けつけ、従姉妹と話しているときに
去年は一度も会えなかった。
娘が結婚したことも伝え損なってしまった。
と言ったら、
それを知ったらお父さんすごく喜んだろうな、と言われました。
わかっていたんです。
とっても喜んでくれるだろうなと。
でもなぜ言わないままにしていたのか。
いつでも言えると思っていたから。
私が離婚したことも、直接会った時に言おうと思ってまだ教えていなかったのです。
後悔しました。
人の人生なんて、いつ終わるか誰にもわからないんです。
伝えたいことは、良い知らせなら尚更、すぐに伝えたほうがいいんだと思い知りました。
もう会えないのです。
火葬の時に
「もっと一緒に居たい!」
と泣き崩れる従姉妹を見ながら、つくづく思いました。
今生きていることは当たり前なんかじゃない。
大切な人が生きているなら、関係を大事にしよう。
感謝の言葉はその都度伝えよう。
叔父は山登りが好きで県内の山に沢山登ったみたいです。
娘夫婦と旅行も沢山していました。
私もやっぱり、生きているうちに、健康なうちに、行きたいところへ行こう、その為にお金を使おうとあらためて思いました。
死んだらどこへもいけないのです。
老後のためにと今の楽しみを先延ばしにしてお金を残しても、その老後が本当に来るのかわからないのです。
あの世にお金は持っていけない。
お金より想い出を増やしたい。
今を楽しんでこその人生なんだなと、叔父の死で思ったのでした。
どなたかのお役に立てば幸いです。
コメント