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【岩手県二戸】座敷わらしに会える、金田一温泉郷

国内旅行
*記事内に広告が含まれています*

むっちです。

東北自動車道で桜がちょうど見頃を迎える季節に岩手県二戸(にのへ)の金田一温泉郷に向かいました。
金田一温泉郷は座敷わらしで有名です。

座敷わらしは精霊で、守り神として居てくれるんだそうです。
住み着いた家や見ることができた人には大きな幸運がもたらされるんですって。
ワクワクします!

おぼない旅館

十和田インターチェンジから東北自動車道に乗り浄法寺インターチェンジまで1時間。
ここ数日風が強かったから少し散り気味とはいえ、東北自動車道沿いの桜はまだまだ見応えありました。

高速を降りてすぐのガソリンスタンドが169円とやたら高くて、もう少し安いところまで移動。
すると、となりの給油レーンに来た車の中に、おかっぱ頭の小さな女の子が。

手を振ると嬉しそうにニコニコ笑いながら手を振ってくれました。

むっち
むっち

もしや座敷わらしにもう会えた!?

などと話しながら車を走らせると間もなく金田一温泉郷に入ります。
インターチェンジから30分です。

宿泊先の宿の前に、せっかくだから他の旅館の日帰り温泉に寄り道します。

割烹旅館おぼないさんです。

築80年だそうです。なかなかな外観。
この入り口をくぐると・・・

ラウンジは素敵な昭和レトロで落ち着く雰囲気。

手書きの料金表も雰囲気にマッチ。

お風呂場に向かう廊下も間接照明が優しげで、良い感じです。

北国南部藩の湯治湯だったここは、侍の湯と呼ばれるようになったそうです。

窓が大きく、とっても明るい大浴場です。

湯船は一つでそんなに広くありませんが、私が入った14時前後はほどんど入浴客もおらず、貸し切り状態でまったりと堪能できました。
露天風呂はありません。

泉質は肌にいい、弱アルカリ性の単純温泉。
無職透明でトロトロと柔らかいお湯です。
肌がツルツルして非常に気持ちいい!

洗い場にあるもの

・シャンプー
・コンディショナー
・ボディソープ

脱衣所の手前のスペースにドライヤーが3つありました。

いよいよ宿泊先の旅館へ向かいます。

座敷わらし伝説の宿「緑風荘」

おぼない旅館から車で1分と目の鼻の先にあります。

先に座敷わらしを祀っている亀麿神社にお参りしました。

着きました。
気温が低いから、もうすでに湯冷めしてしまいました。
早くお風呂に入りたい。

座敷わらしが現れるという槐の間

およそ670年くらい前の南北朝時代。
当家の先祖である藤原朝臣藤房(万里小路藤房)は、南朝の後醍醐天皇に仕えていました。
しかし、南北朝戦争において南朝は敗北し、北朝の足利軍に追われ現在の東京都あきる野市に身を隠しました。
その後、さらに北上を続け、現在の岩手県二戸市にたどり着きました。 道中、二人連れていた子供の内、当時6歳だった兄の亀麿が病で倒れ幼き生涯を閉じました。 その際『末代まで家を守り続ける』と言って息を引き取ったそうです。
その後、守り神<座敷わらし>として奥座敷の槐(えんじゅ)の間に 現れるようになったと言い伝えられています。

引用:緑風荘ホームページ
槐の間
座敷わらしの亀麿くんの木彫り 隣にフロントから金箔をもらって貼れます
お子さんはこれを着て撮影してもいいみたい
縁側から亀麿神社が見えます。雰囲気良い。

私は全く霊感がないんですよね。
今のところ、何も感じません。
でも、きっと現れてくれる!

館内から亀麿神社へ続く参拝口がありました。
外履きや傘の用意もされています。
24時間いつでも出入りできるらしく、夜中に参拝する人も居るみたいです。

お昼ご飯を食べ損なったので、空腹です。
こんな状態でお風呂に入ると、低血糖で具合が悪くなる予感がするから、夕食まで一眠りします。

なんといっても夜中は座敷わらしに会うべく、槐の間やロビーに何度も行きたいので、早いうちに睡眠をとっておいたほうがいいのです。

とはいえお腹すいたので、部屋にあった座敷わらしのキャラが焼き印された可愛いお菓子を食べました。

18時に夕食です。

貝類多め
しゃぶしゃぶ
初めてたで酢につけて鮎を食べました。
リンゴの天ぷらも初めてです。美味しいです。

いつもブッフェなので食べては取りに行きというスタイルで、それも好きなんですが、上げ膳据え膳スタイルもゆっくりできていいですね。
すごく久しぶりのパターンです。

ここで使われている「きらほ」というお米は、沢山つくっているわけではないから、旅館などでしか食べられないんだそう。
もち米と白米の中間のお米だそうです。
売店で販売しているというので購入。

3合分で500円でした。

やっとお腹がいっぱいになってので、お風呂にいきます!

おぼない旅館と同じ泉質のようです。
トロトロしていて肌触りが優しい。
露天風呂は雨が当たるけど、どうせ濡れているから気になりません。
暗くても満開の桜が見えました。
温泉最高ですね。

脱衣所では亀麿神社のご神水が飲めるようになっていました。
とっても美味しかったです。

ここの温泉は利用できないのは15時から16時の1時間だけで、あとは基本24時間いつでも入れるということです。
座敷わらしに会うため皆さん夜中も起きているので、いつでもお風呂に入れるのは嬉しいですね。

そして22時半、1時、と槐の間やロビーに出かけましたが、私には物音が聞こえたり、オーブが見えたりすることはありませんでした。
友人は自分の目でオーブが飛んでいるのが見えたり、足音が聞こえたりしていました。

他の宿泊客の皆さんも、遅くまで槐の間に座って写真を撮ったりしていました。
スマホごしに見えたりするパターンが多いようですよ。

むっち
むっち

いいなああああ。
いいこといっぱいありますように!

槐の間では写らなかったオーブが、ロビーでは沢山。

友人が撮った写真には、オーブ(白い玉)がフワフワといくつも写っています(写真左)

さすが座敷わらしの里ですね。
神秘的です!!

その後は力尽きて爆睡。

6時半に起きて、しっかり朝風呂堪能しました。

来て良かった!

御朱印情報

チェックイン時から20時までの間に、亀麿神社の御朱印を頼んでおくと翌日のチェックアウトに渡してももらえます。
御朱印帳でも、紙の御朱印でも大丈夫です。
夜の間に書き上げるので、チェックアウトの当日に頼んでも、もらうことができません。

素敵じゃなですか?

御朱印の他にもう一枚こんな素敵なイラスト入りのメッセージ。
これ、亀麿くんだと思うけど、可愛いー。

御朱印帳に貼っちゃったけど、フォトフレームに飾れば良かったかな。

御朱印を買った人はこんな可愛い栞ももらえます。
全部違う種類の和紙で折られていました。

スタッフは若い方が多かったです。
皆さん感じよくて、居心地の良い空間でした。

おぼない旅館からもらってきた、「金田一温泉郷てくてくマップ」も可愛い。

近くに、一日一組限定のとっても素敵なキャンプ場がありましたよ。
ご興味ある方はチェックしてみてくださいね。

初めての二戸、金田一温泉郷は想像以上に楽しい旅になりました。
機会があればまた是非行ってみたいです。

どなたかのお役に立てば幸いです。

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