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「ただそれだけのこと」と思うことが無駄にイライラしない方法

介護
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むっちです。

ここのところ、母に対してイライラしてしまう私。

そもそもは些細なこと。

朝、私はパンを食べないのに、いつも私の分まで焼こうとする。

むっち
むっち

毎日言ってるけど私はパン食べないよ

そうだっけ!!
と慌てる母にも更にイライラしちゃう。

出がけに、夜のご飯を炊いておいてねとお願いしていっても、スッカラカンに忘れている母。

残業して腹ぺこで帰ってくると、何もしないで待っている。

むっち
むっち

ご飯炊いてって言ったよね

回覧板が回ってきても、隣に回さずに止めちゃう母。
何故と聞くと必ず、

「うち班長だから、回しても戻ってくるの!」
と訳のわからないことを言う。
そもそも家は班長じゃないということを先日母が自分で確認してきたばかりなのに、忘れたのね。

でもこのやりとりをもう何回も繰り返す。
もうほんと嫌になっちゃう。

まあこんな感じでホントに些細などうでもいいようなこと。
だけどこれが毎日地味にストレスとして蓄積されてくる。

早出残業続きでいい加減疲れているのが原因だと思う。

ある日、口うるさい自分にも嫌気がさして、こう思ってみた。

「今日も回覧を回さなかった、ただそれだけのこと」
「まちがって私の分のパンも焼いた、ただそれだけのこと」
「ご飯を炊き忘れた、ただそれだけのこと(お腹は空いたけど)」

そしたらどうでも良くなった。

元々母はしっかり者で、町内のこともお金のことも料理のことだってキチンとやれた。
こうなったのは認知症になったから。
わかっているけど、昔のしっかりした母の面影をつい求めてしまう私がいる。
でもそれが間違いだよね。

忘れっぽくて頼りなくなったけど、朗らかなところは変わってない母。
いつも上機嫌なわけじゃないけど、それでもテレビみてツッコミ入れながら笑っているのって救いだ。
私がいちいち怒ってしまうと、母は困惑するだろう。
言われたことを覚えていないんだもんね。

「ただそれだけのこと」
誰か死ぬわけじゃなし、路頭に迷うわけでもない。

この考え方、なかなか最強ですよ。
母のことだけじゃ無く、大抵のことはどうでも良くなる。
いちいち真剣に悩んだり悔やんだり怒ったりしなくて済むからとってもオススメです。

どなたかのお役に立てば幸いです。

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