むっちです。
知性があることは素敵だし、私も知性が欲しいと思うけれど、それだけじゃ人を傷つけてしまうんだなと思ったことがある。
職場に頭の回転が早くて質問に対する回答が的確な上司がいるんだけど、彼女は何故か一言多い。
いちいち余計な一言を付け加えて心に何か鋭いものを刺していく。
質問には答えるんだけど、その時の気分や忙しさによっては言い方が荒々しかったり、威圧的だったりでみんなを萎縮させる。
一番嫌なのは人によって態度を変えること。
一方でもう一人の若い子もとっても頭が良くてアドバイスが的確。
でも彼女は人に嫌な思いをさせるような言い方は絶対にしないし、誰に対してもフラットな態度で接してくれる。
ミスをフィードバックされる時ですら、2度とミスは起こすまいと思うような言い方をしてくれる。
もちろん、体調の悪さや忙しさを態度に出したりしたことはない。
この違いはなんだろうと考えた時に、性格の良し悪しはもとより、品性の有る無しなんだろうと思ったの。
知性は何を言うかを支えるものだけど、品性はどういうかを支えるもの。
もしくは、言わなくて良いことは心に留めておくことができるのが品性よね。
どちらも知性はあるけれど、そこに品性があるかないかで、こんなにも周りに与える印象は違うんだなあって、日々実感してる。
こんな風に人のことをジャッジするのは簡単だけど、私も家族にやってないとは言えない。
特に母には無遠慮に、言いたいこと言っちゃってる。
自分にも同じようなところがあるから、上司のそんな面が鼻につくのかな?
友人や職場では気をつけているけど、家族にも同じように気をつけなくちゃね。
品性を育てていきたい。
どなたかのお役に立てば幸いです。
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