むっちです。
生きていると、不安になることが多々ある。
失敗したらどうしよう。
迷ったらどうしよう。
怪我したらどうしよう。
仕事がなくなったらどうしよう。
どうしたらいかわからないから、その先が見えなくて不安になる。
次男が高卒後行った専門学校は、学生支援機構が利用不可の学校だった。
銀行からお金を借り、病院の奨学金と県の育英会を利用してなんとか授業料と生活費を工面した。
これを3年間続けるには順調に進級して、国家試験に合格する必要がある。
入学させるときは安易に、次男が無事就職したら給料でその借金を返せばいい。
と思っていた。
でもその反面、もしこれがうまくいかなかったらどうしよう?と、いつも不安だった。
1年生が終わる頃の次男の成績は、上位とは言えなかった。
2年生になり、実習が始まるとますますついていけなくなり、睡眠も取れず、ますます成績は落ちた。その後次男は留年になり、最終的には退学することになった。
私が恐れていたことが起きたわけだけど、こうなる前に私はそうなったらどうするか、というのを決めていた。
大事なのは次男の心身の健康であって、国家試験に合格することではない。
個人年金を解約して借金を返す。
腹を括ればあとは怖くなかった。
もうだめだ、と次男から連絡が来たとき

むっち
退学して、ずらかろう!
とすぐに言えた。
どんなときでもそうなんだと思う。
こうなったらどうしよう、というのは早めに深堀りして「どうするか」というのを決めておいたら不安は小さくなる。
わからないから怖いし不安が消えない。
だから失敗しても大丈夫。
私もやりたいことやっていこうと思う。
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