むっちです。
昨日朝起きたら物凄く雪が積もってました。
夜中から大雪だと聞いていたけど、何しろ雪って雨と違って音がしないじゃない。
降っているんだろうなとは思っても、いちいち窓を開けて確認はしません。
見たとて絶望するだけだしね。
もう少し若い頃なら、夜中も一度雪かきをしたりしたもんだけど、今はそんな体力も気力も除雪機もないし。
そもそも簡単に雪を捨てられる場所がないんだからさ。
雪かきのために一応早起きはしたけど、想像以上だった。
30センチ以上は振った上に屋根から落ちた雪で、車が埋まりそうに。
うちはカーポート無いので青空駐車。
車庫はあるけど、そもそも車庫の前に屋根からの雪がどんどん落ちてくるから使えない。
車をなんとか掘り起こし、道路までの道をつけます。
その日は帰ってからも車2台停められるスペースを確保するために、また2時間雪かき。
次の日も1時間以上やってようやくなんとかなりました。
ここまで降るともう、雪が綺麗だな、なんて呑気なことは思えないわけよ。
車の向こう側にある隣の空き地に、なんとか道路から雪かきダンプで雪を捨てられるように坂道をつけて雪を運ぶんだけど、それが一番体力を消耗する。
側溝の蓋を開けてどんどん捨てられるならそんなに時間はかからないし楽なのに、ここの地域はほぼ水量がなくて雪が流れない。
70〜80代以上の老人が多い地域で、皆んな苦労している。
50代前半の私が文句言うなと言われそうだけど、そういう問題じゃないぞ。
こんなことこの先何年も続けていくのって、どう考えても現実的じゃない。
体力はどんどん失われていくのに。
なにが嫌って、貴重な休みの時間が何時間も雪かきに奪われるってこと。
1時間2時間雪かきしたら、汗だくだし疲れ果ててその後しばらくは休んでいるしか無いのよ。
お金があれば業者に排雪をお願いする手もあるし、うちも私がここに住む前は、母がそうしてました。
一度で3万から6万は取られたとおもう。
でも雪なんて何度でも降るし、大雪が降ればまた元通りなのです。
一冬に何度も頼めるわけじゃ無いんですよ。
雪が降らない所に子供が住んでいたら、冬の間だけそっちで暮らしたり、施設にショートステイしたりする高齢者もいます。
でも一冬家を放置したら、春に帰ってきてもまだ雪は残っているだろうし、しっかり窓を保護しておかないと窓が割れて家に雪が入ったりで大変なことに。
屋根の雪で軒が破損したりね。
東北、まして雪の多い地域は高齢化が進んでいくんだし、もっと雪に対して対策を考えないとさ。
業者を呼ぶときの補助が出るとか、灯油代の補助を毎月出すとか。
こんな大変な様子を子供の頃から見てたら、ここにずっと住みたいなんて思わないよ。
高校卒業したら雪の降らない所に出て行こうって思うよね。
ニュースで見る限り青森は今年豪雪らしく、こんなことが連日続いているらしい。
ほんとに気の毒で仕方ない。
皆んな思ってるよね。
「頼む、もう降らないでくれ!」
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